俳優のブラッド・ピットとトム・クルーズが殴り合うAI生成動画がソーシャルメディアで拡散され、映画業界から大きな反発を招いている。中国企業の字節跳動(バイトダンス)が開発した新しい動画生成モデル「Seedance 2.0」を使うと、短いプロンプトを入力するだけで実在の人物にそっくりなフィクションの動画を作成できる。アイルランドの映画監督Ruairi Robinson氏は、わずか2行の指示文で両者が格闘する動画を生成した
バイトダンスは「TikTok」の運営元として知られている。ただし、同社は最近、TikTokの米国事業を米コンソーシアムに売却した。現在はOracle、MGX、Silver Lakeがそれぞれ15%の株式を保有している。
Seedanceで生成された同様の動画には、「スター・ウォーズ」のキャラクターがライトセーバーで決闘するものや、「マーベル」のスーパーヒーローであるスパイダーマンとキャプテン・アメリカが乱闘するものもある。英BBCによると、Disneyは13日、これらの動画が著作権侵害にあたるとしてバイトダンスに停止勧告を出した。
バイトダンスの担当者は米CNETの取材にすぐには回答しなかったが、BBCにこうコメントしている。「ユーザーによる知的財産や肖像の無断利用を防ぐため、現在の保護策を強化する措置を講じている」
今回の動画拡散事件を受けて、バイトダンスはAI生成コンテンツのために実在の人物の画像をアップロードできないよう自社のツールを更新したが、その方針がどれほど効果的かは不明だ。スパイダーマンやミッキーマウスなど、マスクをしたキャラクターや擬人化されたキャラクターを含む動画の生成を抑制することにはならないだろう。
AIモデルが文化的なアイコンの凡庸なコピーを生み出し続ける中、動画生成AIをめぐる対立は今後も続くだろう。
ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/70d515d1bb1f082b88a1963bc2bad4191d105ad0
解説。
・ByteDanceの動画生成AI「Seedance 2.0」で作成されたブラッド・ピットとトム・クルーズの格闘動画が拡散し、ハリウッドの組合(SAG-AFTRA)や映画協会が猛反発しています。
・ 動画内ではエプスタイン事件に関する陰謀論を両俳優に語らせており、著名人の肖像が政治的・社会的なデマの拡散に利用される危険性が浮き彫りになりました。
・俳優だけでなくディズニーなどの大手スタジオも著作権侵害で停止勧告を出しており、AIによる無断利用を防ぐための規制強化を求める動きが加速しています。
This video of Brad Pitt fighting Tom Cruise and angry about killing Epstein looks completely real. It’s not. It’s AI. ByteDance’s Seedance 2.0 generates this in minutes. Think about what this means for the next election. pic.twitter.com/3FKnpfLtv9
— Alex Grankin (@grankin) February 11, 2026
翻訳:ブラッド・ピットがトム・クルーズと殴り合い、さらにエプスタイン殺害について激怒しているこの動画は、完全に本物に見えます。
しかし本物ではありません。これはAIです。ByteDanceのSeedance 2.0が、わずか数分で生成したものです。
これが次の選挙にとって何を意味するのか、考えてみてください。
動画の台詞
偽ブラッド・ピット: 「ジェフリー・エプスタインを殺したな、この野郎!」
偽ブラッド・ピット: 「あいつはいい奴だったんだ!」
偽トム・クルーズ: 「彼は我々のロシアでの活動を知りすぎた。死ぬしかなかったんだ。そして、今度はお前の番だ!」
<ネットでの反応>
フェイク映像を作るために作ったAIだろうし抗議しても効果は無さそう
前から言ってる通り、人物やアニメの登場人物は誰でも良くて、Seedance2.0使うとハリウッド並みの動画が個人で作れちゃうのだが、日本やハリウッドが文句付けてるって奴
Seedance 2.0含むAIもうそろそろ終わりだな
こりゃいくらなんでも調子に乗りすぎた
「動くぞ」
トム・クルーズらの無断使用でディズニーやSAG-AFTRAから猛抗議受けてるw
完全AIで1日で作られた映画。今後、映画産業はどうなる?それにしても、映画内のサイバートラックはとてもリアルだし、最後のトランプ大統領やカッシュ・パテルの登場も生々しい。
We just made a $200,000,000 AI movie in just one day.
Yes, this is 100% AI. pic.twitter.com/TMotM7rguY
— The Dor Brothers (@thedorbrothers) February 16, 2026
翻訳:私たちはたった1日で2億ドルのAI映画を作りました。
はい、これは100% AIです。
怖いのはプロパガンダの画像が制作され、偽の情報が飛び交うことですね。
今のうちに厳しいルールを課したほうがよい。映画ファンとしては映像作品はやはり生きている俳優の生の演技が観たいわけであって、まだまだ取って代わられるのは早い。映画館の大画面に耐えられる容量も必要でもちろんそれに応じた金額がかかる。
日本のアニメも既にSNSでいくつか出回ってる、早めの対策を日本も国で対応した方がいい
ウルトラマンが早苗しばくのもこれを使ったのか?
あーやっぱ許可得てなかったか。ヤバいぞこりゃあアメリカのAIも巻き込んで
完全攻勢状態になるぞ。もう臨界点突破したぞ
実在の俳優や著作権のあるキャラを使えば問題になるけど、景色とか背景とか建物とかにAIを使うなら問題ないのでは?セットもロケもいらず、ブルースクリーンのスタジオだけで映画が作れちゃうよ?
AIに基本プロンプトを与えて「アバター4」を作れ!「今度の舞台は地球だ!」と命じたら、ものの数十分で一般人では見分けがつかないレベルの完璧な続編が出来上がるのではないか。制作費はPCの電気代のみだ。やってられないねー

映画関係者が「我々の時代は終わった」と絶望するほどのクオリティだ。これまでのフェイク動画とは次元が違うぜ




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