野村萬斎さんインタビュー「彼が最初に『場の支配力がすごいですね』と言ってくれたのを覚えています」

「ＳＥＩＭＥＩ」が生んだ出会い　「職業、野村萬斎」から「職業、羽生結弦」へ　インタビュー前編https://t.co/O9a3ifz3KZ

— スポーツ報知 (@SportsHochi) March 5, 2025

プロフィギュアスケーターの羽生結弦さんのアイスショー「羽生結弦　ｎｏｔｔｅ　ｓｔｅｌｌａｔａ　２０２５」（７～９日）にスペシャルゲストとして出演する狂言師の野村萬斎（５８）が、５日までにスポーツ報知のインタビューに応じた。２日連続掲載で、前編では２人の出会いを生んだ「ＳＥＩＭＥＩ」や「職業、羽生結弦」を語った。（取材・構成＝高木　恵）

萬斎と羽生さんは２０１５年に初めて顔を合わせている。１５―１６年シーズン、羽生さんは萬斎主演の映画「陰陽師」の曲を使用したフリープログラム「ＳＥＩＭＥＩ」を演じた。羽生さんにとって憧れの存在である萬斎は、当時の対談を鮮明に記憶している。

「羽生さんはその頃２０歳の青年でしたが、僕の言っている内容に非常に強く反応されていたことを覚えています。彼が常日頃思っていたり、疑問に思っていたり、感じながらも言葉にすることが難しいということを僕が言語化して。『こうだよね』と言うと、非常に深くうなずかれていた印象です」

対談の際「天地人というすべての方向性に気を巡らせて音をまとう」、「動きたい方とは逆のベクトルに振ってから体を使う」ことなどを助言した。

「空間、時間を、使うこと。場の支配力ですね。僕の舞台を見に来ていただいて、彼が最初に『場の支配力がすごいですね』と言ってくれたのを覚えています。場をどう支配するというか、コントロールしていくか。それは、氷の上も、我々の能舞台、ひのきの舞台も同じ。お客様に楽しんでいただくための空間、時間をどういうふうに操っていくかということだと思うんです」

「確か羽生さんが、自分の肩書について悩んでいるような話を聞きまして。『職業、羽生結弦』という道を、これから歩まれるんじゃないんですか、というようなことを言った覚えがあります。アスリートというだけでなく、何か彼にしかできないこと、地域の貢献もそうですし、彼なりのアーティスティックな宇宙観であるとか、そういうものを見て取れますのでね」

3/7-9 SENDAIでのアイスショーへお越しの皆さま
リフの散歩道はバスにnotteお楽しみください
豪華なコラボがまんさいの満点の星空のように美しいアイスショー
宮城交通がFanyusの皆さまをお届けします
当日は寒さが予想されます
プーさんにもアウターを着せてお越しくださいhttps://t.co/NqNULnPt93

— 宮城交通営業担当 (@miyakou_2021) March 4, 2025

※3/7のみグループ会社手配の臨時バスが運行します。

また、3/8は隣接会場でベガルタ仙台の試合が行われます⚽バス車内の混雑が予想されますので、リュックをショッテキテターラ、前に抱えるなど、思いやり・ゆづりあいの心でご利用いただけますと幸甚に存じます。#nottestellata2025

— 宮城交通営業担当 (@miyakou_2021) March 4, 2025